茅ヶ崎と言えば、海。
これといったものはないけれど、ゆったり・ほのぼのできる浜。
沖には茅ヶ崎のシンボル、烏帽子岩。西には素晴らしい富士山の眺望。
こうした「浜の景観」と気候・風土が、サーフィンや音楽など茅ヶ崎発の文化を育み、(目には見えない)「茅ヶ崎らしさ」を形作って来ました。
茅ヶ崎の海は「茅ヶ崎らしさ」を愛する人たちみんなの大切な財産だと思うのです。
しかし....茅ヶ崎の海は、ここ数年大きな変貌を遂げつつあります。
浸食により海岸線が大きく後退し、崖のようになってしまった浜。
シーサイドには高層マンションの計画が相次ぎ、無秩序な色使いの建物や看板も増えて来ました。
そして夜は、ケバケバしい原色のライトアップに強力なサーチライトが星空を台無しにしています。
茅ヶ崎の海は、浜はこれからどうなってしまうのでしょうか。
海岸地域の開発を、地域の自然や文化を尊重した人々の生活と調和したものにして行くにはどうしたら良いでしょうか。
失われつつある「茅ヶ崎らしさ」、茅ヶ崎の素晴らしさを若い人たちに伝えて行くにはどうしたら良いでしょうか。
私たち「はまけい」(茅ヶ崎・浜景観づくり推進会議)は、このような思いを共有する仲間たちによって2005年1月に発足した市民団体です。
メンバーには、
海岸の美化活動や浸食問題に取り組んで来た人たち、
景観、まちづくりの活動に取り組んで来た人たち、
海岸植物の保護育成に取り組んで来た人たち、
市民活動の支援に携わって来た人たち、
都市計画の専門家、
そして、
茅ヶ崎の海が大好きで、その熱意なら誰にも負けない!という人たちが集っています。
いずれも活発で個性的、茅ヶ崎らしさを体現したようなメンバーたちです。
私たち「はまけい」は、茅ヶ崎海岸本来の姿を育み、次世代へと継承していくために、内外の幅広い層の方々と連携しながら活動を進めて行きます。
どうぞ、よろしくお願いします。
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