|
茅ヶ崎・浜景観づくり推進会議
2005年度 活動報告
(期間:2005年1月30日〜12月31日)
下記の活動方針に基づき、設立初年度の事業に取り組んだ。
●国道134号線沿いのまちづくりルールの確立
●茅ヶ崎海岸の自然環境改善と、茅ヶ崎らしい浜景観づくり
■活動の概要
2月
・消団連 消費者展記念シンポジウム「砂浜が消える!?茅ヶ崎海岸を知ろう!!」
にパネリストとして参加
・かながわ海岸美化財団交流会に参加
4月
・海岸フィールドワークを実施(定例会と同時開催)
5月
・海岸浸食知事現場訪問に同行、活動をPR
・景観法 連続勉強会に参加(まち景まち観フォーラム・茅ヶ崎 主催)
・茅ヶ崎市市民活動推進補助金プレゼン(はませんプロジェクト)
7月
・ちがさき環境フェア2005 出展
・ほのぼのビーチフェスティバル2005 出展
8月
・はませんPR、投句募集活動
9月
・相模湾沿岸魅力化ワークショップ運営事業に応募(神奈川県事業)
・ラジオ日本出演
・茅ヶ崎市サーフィン業組合定例会でプレゼン
・特別用途地区勉強会(市民まなび講座)開催
・茅ヶ崎第一中学校総合学習に協力、浜の景観について講演
10月
・相模湾沿岸魅力化ワークショップ(1)開催
・茅ヶ崎市漁港周辺地区における「地域地区指定」に関する緊急要望書提出
11月
・読売新聞社主催のラジオ公開番組にパネリストとして参加
・相模湾沿岸魅力化ワークショップ(2)開催
・「はません発表会−浜の昔・今・これからを語ろう」開催
12月
・相模湾沿岸魅力化ワークショップ(3)開催
・茅ヶ崎海岸を守る市民ネットワークに参画
・茅ヶ崎ロータリークラブでプレゼン
・相模湾沿岸魅力化ワークショップ(4)開催
・茅ヶ崎漁港地区 地区計画(案)説明会に参加
・相模湾沿岸魅力化ワークショップ モデル事業案をとりまとめ、県に提出
・フィッシュセンター跡地マンション問題、街頭署名活動に参加
(茅ヶ崎海岸を守る市民ネットワーク)
■今年度の活動をふりかえって
1.各種イベント、会合への参加、ラジオ等への出演によるPR活動
- 市内の環境関連団体のイベントにブースを出展してのPR、団体の会合に参加してのプレゼンテーション、ラジオ番組への出演等を通じて、茅ヶ崎の浜景観の素晴らしさ、最近の状況などを伝えた。
- また、イベント実施の際は必ずマスコミに取材依頼を行い、紙面に多く取り上げられた。
2.はませんプロジェクト
- 「理想の 思い出の 守りたい茅ヶ崎の浜景観」をテーマに、俳句・川柳の公募を行い、7月1日から8月31日までの期間で市内外から513の投句と多くのコメントをいただいた。
- この事業は茅ヶ崎市の「市民活動推進補助金」と市内企業の協賛を受けて実施したものである。表彰式とシンポジウムを兼ねたイベントと単体のシンポジウムを行い、「茅ヶ崎らしさ」を掘り起こし、内外にアピールすることにつとめた。
3.神奈川県との協働プロジェクト
- 相模湾沿岸地域の魅力を高める構想づくり(神奈川力構想・プロジェクト51)に盛り込む具体的なモデル事業の提案を目的とした企画募集に応募し、選ばれた。理想的な茅ヶ崎の浜から相模湾沿岸を考える」というテーマのもと、「望ましい浜景観」「美しい理想的な海岸」「次世代に伝える浜の植物」の3グループに分かれてワークショップを行い、モデル事業案にまとめた。
- 残念ながら事業としての採択はされなかったが、理念やアイディアは構想に反映されることとなった。3月4日に総括のシンポジウムが行われる。
4.フィッシュセンター跡地マンション問題への対応
- 昨秋フィッシュセンター跡地の14階建てマンション計画が表面化した。浜景観を台無しにし、茅ヶ崎らしさを破壊する企業エゴそのものであるこの計画に反対するために設立された「茅ヶ崎海岸を守る市民ネットワーク」の構成メンバーとして署名運動に取り組み、地区計画の都市計画決定を最短で行う、市議会定例会の冒頭で審議し議決することを議長に申し入れることを求める要望書を提出した。漁港周辺の貴重な浜景観を破壊するだけでなく、環境、観光、漁業にも大きな影響を及ぼす本計画に対して年内に1万を超える署名が集まり、1月11日に第1弾として1万7千筆の署名を市長に提出した。
- このような多くの市民の声を無視し、事業者は都市計画決定前の2006年2月24日に着工するという暴挙を行った。法令による計画阻止の望みは絶たれたが、全国に広がりつつある反対の声とともに計画が撤回されるまで引き続き運動を進めて行く。
5.会員について
- 2005年度は、正会員:個人46、団体6、賛助会員:11であった。うち7割ほどが設立時の入会であり、今後はより一層の会員拡大のための取り組みが求められる。
- 会議については、全会員を対象とした定例会は8回、役員会は7回開催した。
|
|